11月3日~6日 札幌

11月7,8,9日 青森

11月10,11日 秋田

11月12日 盛岡

11月13日 一関

旅が順調すぎて毎日がいそがしくて

ブログ更新を怠っておりましたm(__)m

順調に南下しております。特筆すべき点はいろいろあるのですが

(たくさん書いてたら特筆ってわけでもなくなってしまうから,絞ると)

・11月8日 奥入瀬渓谷に行く計画が・・・前日でバス運行が終了してしまったとのこと泣 替わりに弘前へ。そして三内丸山遺跡へ。

・11月10日 青森→秋田の移動では五能線「リゾートしらかみ」。これは移動を手早く終わらせるという新幹線と真逆のコンセプトで興味深い。夜には秋田県在住の共同研究者とお食事&近況報告。

・11月12日 秋田駅→乳頭温泉→盛岡。乳頭温泉は現在は外国人はあまりいない(自分が行った日はゼロ)ものの,これは絶対に国内外問わずおすすめしたい。これまでに訪問した温泉の中でベストかも。

・11月13日 盛岡→平泉,一関,奇跡の一本松。とにかく濃かった一日。平泉(特に毛越寺)も奇跡の一本松も,一度壊されたものをいかに立て直していくか,が共通テーマのように映った。松尾芭蕉や西行とかそうそうたる顔ぶれの人たちが訪れていたとは,今日まで知らず。

奇しくも,国際観光学科の教員として,日本の地方都市の特色や文化を勉強できてます。弘前でのねぷた村,秋田のねぶり流し館(竿灯まつりの説明など)。各地の郷土料理も堪能&勉強。

奇跡の一本松を背景に,「これを観光に利用するな」「食事処やお土産売り場の意味はない」って反論する人ももちろんいるかもしれない。ただ,それじゃあそのような観光としてのPRをしなかったとしたら,いったいどの程度の人が足を運んでいたのだろうか。俺はこの観光地化には賛成も反対もしない(どの立場からものをいうかで評価も変わってくるはずだから)。

経済的観点からの意見,被災者からの意見,さまざま。1つの視点だけにこだわって,たとえばここの観光地化に100%反対するというのは偏った見方だと感じる。たとえば,奇跡の一本松駅を新設せず,陸前高田駅から長い距離を歩いて見に行って,食事処や土産屋さんもなかったとすると,果たしてどのくらいの人が足を運ぶのか。

いろいろ考えさせられた日でした。