全国ツアーの〆に最高の体験をすることができた。

ひとまず九州を除いてすべての都道府県を訪れ,各地の有名なところについて勉強したり,そこに住む人柄について知ることができた。

3月22日から27日まで小笠原諸島に行っていた。

最高の一言に尽きる。

そもそもどうやっていくの?って友達にたまに聞かれるけど

都内の竹芝港から24時間フェリーに乗って行くしかないのです。

確かに行くのは大変だ。でもそれに見合う体験はできると自信を持って言える。

さっそく小笠原アンバサダープログラムっていうのに加入してしまった・・・。

何が特別?何がすごい?なんでこんなに人を惹きつけるの?

1.島民の人柄

2.景色

3.時間の感覚

個人の考えにもよるけど,おれはこの3つの理由で小笠原諸島が好き。

というかゾッコン・・・もう今年の夏に行きたいと思い始めてる・・・

いや,まずは九州を回るのが先か・・・(つд⊂)

1.島民の人柄

おれの個人的な感想になるけど,台湾人のホスピタリティとすごく似てる。

台湾行ったことがある人ならわかると思うけど,台湾人ホスピタリティすごい。

それと同じものを小笠原でも感じた。

海の1日ツアーでガイドさんが何とかしてイルカを見つけようと

かなり波の荒くて揺れるところまで攻めてくれたり。

友達の友達で島に住んでいる人がいて,彼がずっと相手をしてくれたり・・・仕事で忙しいはずなのに合間を縫って会ってくれた。

島に住むと,同じ島に住む人とうまくやっていかなきゃいけない。

これは内地とは全然違う状況。そうなると,たとえ価値観の合わない人がいたとしてもなんとかして妥協点を見つけて共存しようとする。

内地では話し合ってお互いの共通点を探ることもせず,考えが合わないと思ったら話し合うことさえもあきらめてしまう。そんなことはないだろうか。内地では逃げることができるから。

小笠原諸島で観光できるところは大きく分けて2つ(父島という大きな島,母島という小さな島)なんだけど,どちらも少し文化が違っていてよかった。

どちらかというと,父島のほうは人口が多いから,島民同士で知らない人もいるだろうけど,母島は人口が450人程度だから,全員で協力して生きていかないといけない。

母島を歩いているときに,まったく知らない人にあいさつをされたのはとても新鮮。こんなこと,東京の内地では絶対に起こらないんだろうなぁ。

内地では同じアパートに住んでいても,同じ階の人でもあまり会話をしない日々。

なにか,昔の日本の良さを体験できた気がする。

2.景色

ひとまず・・・写真たくさん挙げますね・・・。

父島での夕日
夜のとびうお桟橋(かすかに見えるのはホワイトチップというサメちゃん)
ヒロベソカタマイマイ(すでに絶滅)の殻
南島の扇浜
南島(RPGゲームに出てきそうな砂浜)
1日ツアーで見かけたクジラちゃん
満点の星空 (+ちょっとかっこつけた私)

とにかく内地では見られないものばかりで,毎日が刺激的。

3.時間の感覚

時間がゆっくり流れている。

東京の内地だとなんでみんなこんなに生き急いでるの?

何が幸せなの?

仕事で成功すること?

論文をたくさん発表すること?

ある程度稼いで友達と楽しい時間を過ごせること?

時間の感覚ひいては幸せの定義についても考えさせられました。

もちろん幸せについては人によって考えが違うけど

最近忙しく生きていた自分に気づかされた。

なんでこんなに急いでいるの?何に?なぜ?

自問自答を繰り返す6日間でした。

いまは海外に行くのが厳しいし

小笠原諸島は本気でオススメの訪問先だと思います。

もちろん一週間程度のお休みを取らないといけないけど,もし取れた際には

ぜひとも訪れてみてください。あなたも癖になります。

さて・・・

以上でいったん全国ツアーは終了。

ほぼ毎日,重い荷物をしょってキャリーケースで移動するのはさすがに疲れた。

どうやら4月からは仕事が一気に増えそうでリハビリが必要なようだ。

90分も授業できんのかな・・